ペルソナ3ポータブル日記3

(無駄に長い)ペルソナ3日記3。(#17〜21)

 前回⇒ペルソナ3ポータブル日記2

日記17

 散歩させるたびにホムンクルスを拾ってくる犬って、相当怖いよね。
 謎の転校生の綾時くん。女好きな明るい子って言われても、見るからにあの謎の少年だからねえ。いずれ何かあるんでしょうけど。それにしても想像していたキャラと違いすぎる。
 学生なので修学旅行で京都へ。修学旅行は2,3年生合同だそうで、まあ強引だけどしょうがない。イベントの時に作中で撮った写真が出てくるんだけど、リメイク前のグラフィックをそのまま使ってるから?なのか知らないけど、全体的に頭身が変だ。肩幅も変。なんかやたら古く見える。スーファミのグラフィックみたいだ。露天風呂のイベントは見つかって処刑された方が面白いね。
 旅行から帰ってきてしばらくしたら、結局生きていたストレガが出てきてチドリさんとの絡みで順平くんが覚醒してヘルメスがなんとかメギストスに。順平くんの見せ場だ。ムービー入れろとまでは言わないが絵ぐらい出してもいいんじゃね?と思った。まあ今に始まった事ではないな。チドリさんこそ味方になったらいいと思ったんだけどいろいろとダメですか。まあペルソナシリーズって人が死んで覚醒していくゲームですからね。1とか2の頃から。4は知らないけど。
 AI戦闘の話。仲間への指示はボス戦以外「各自で判断」にしていて、たまに余計な事をするぐらいが逆に良いかなと思ってるんだけど、桐条さんだけは「直接指示する」にしている。この人余計な事ばっかりするんだもの。雑魚敵に氷結ガードキルを連発したり。お嬢さんは前蹴りと吸魔やってりゃいいんだ。あと地味に効くテンタラフーと。まあ戦略的に言っても、主人公に何かあった時の為に、自由にアイテムを使える人を1人用意しておいた方がいいんですよ。リスクヘッジってやつですね。まあ桐条さんである必要はないんだけど。結局まあ好みの問題だね。
 それはそうと覚醒後の桐条さん、なんか言葉遣いが荒くなってていけませんね。
 そういえばサポートメンバー山岸風花のペルソナだけど、パラメーターを見ると魔力はトップクラスだし体力,素早さも相当高いので一緒に戦って欲しいと思った。武器はハンドガンあたりでどうか。爆弾放り投げたりでもいいね。

日記18

 12月。アイギスvs.綾時くんの対決の末いろいろ語られたわけですけど、急に「次の春は来ない」とか「大晦日までに身の振り方を決めろ」とか言われてしまうと、残りの日を何して過ごそうか慎重になってしまう。気付けば残りわずか。そうは言っても寮の仲間はそれぞれ考え込んでいてダンジョンにも行けないし、期末試験が近いから学校内の人とも会話もできない、会いに行けるのはグルメキングと他校のライバルくらいなものである。神社の女の子は引っ越しちゃったしなあ。12月に入ってからクラブの坊さんのコミュニティを見つけて、間に合うのかよと思いながら毎晩通っている。せめて寮のメンバー(山岸・岳羽・桐条)はMAXまで上げたいんだけど間に合うのか。
 クリスマス。岳羽、山岸、伏見、女子マネの4択を迫られて、誰も選ばないという選択肢も加えて5通りの内容を確認(…誰だってそうするだろ)した上で、今回は山岸風花を選んだ。ありがとうございました。正直に言うと、誘いを断った上で夜に帰ってきた時、寮生二人の(のこのこ帰ってきやがったよ…)ていう反応が一番良かった。良かったというかなんていうか。
 翌日に学校で山岸風花に声をかけたらとうとうランクMAXに。ありがとうございました。いやー長かった。先月末からランク9だった気がする。岳羽さんもいま9、桐条さん5。そして冬休みが始まってしまった。目下の不安は桐条さんが間に合うのかって事だ。学校に行かせてください。
 そして運命の大晦日。お前、あの、パッケージのあいつか!
『ぼくたちは、わたしたちは、戦います!』という事で新年を迎える。

日記19

 1月。街中が一気に終末的に。元旦から4日くらいまではタルタロスを登りまくった。中ボス残り一体って所まで登ってやった。そもそもターン消費なしでペルソナチェンジ可能なんだからそうそう負けることはないね。なんて事を言ってると気付けば疾風属性を使えるペルソナが誰もいなかったりして、たまに死にそうになったりもする。死神タイプこと刈り取る者も倒した。そういえば死神戦で山岸風花のオラクルを初めて使った。貴重な山岸風花のカットインじゃないか。でも一日一回しか使えないって。もう終わっちゃうよ。ステータス画面のスキル欄にあるのは何度か気付いてた。でも使うの忘れてた。不覚。いま思い出したけど、アイギスのオルギアモードも加入した頃に一回使ったきりで忘れてた。今度使おう。
 学校が始まったのでさあ桐条コミュニティ進めるぞーと思ってたらアイギスのコミュニティが始まった。まあそうか、あるよなー。スケジュール的に大丈夫なのか。とりあえず岳羽さんをMAXにする。とりあえずってひどいな。まあ慣れてしまうよね。一応正規ヒロインだとは思っているよ。でも正直な所、こっちは残りの二兎を追うのに必死なんだ。(そう言いながらとりあえずセーブデータは分けておいた。アイギスコミュ用。いやまあ、一応ね。)
 カレンダーを眺めながら桐条・アイギスシフトを考える。ほとんどダブる日がないから交互に攻めていく。二人がいない日は神社のおみくじを使う。この時点で他のコミュは切り捨てる覚悟。「他校のライバル」がランク8だけど、まあごめんよ。1月になってから神社で出会った「余命幾ばくもない青年」は、俺のせいなんだけど出会うのが遅すぎたよ。流石にちょっと悪いことしたと思った。
 思えばこのゲームをやっていて一番計画を練った瞬間だった。ペルソナ合体とかスキル継承でこんなに悩んだ事はなかったよ。

日記20

 タルタロスは頂上に到達。あとは月末を待つのみ。毎晩レベル上げでもしろって言うんだろうけど、まあ寝たり犬の散歩したり。クラブの坊さんもランクMAXになったしね。意外と良い説教をする人だった。そういえば単純にレベル上げの為にタルタロスに登った事って今まで一度もないな。ミカエルとかいるし十分だろ。コミュ対策に永劫ウリエル・女帝ガブリエルも作った。
 あとはひたすらランク上げの日々、と思ってたらチドリさんが蘇生したんだった。桐条さんがやたら不穏な煽りを入れるから、あーこれ絶対シャドウ化したチドリと戦闘だわエグイなー、と思ってたら普通に復活してた。でも順平くん、ちょっと前に屋上で「お前、風花の事どう思ってるんだ…?」とか「風花はすげー良い奴だから…」とか顔を赤らめて言ってたろ。お前こそどう思ってるんだ!と言いたい。主人公と順平くんは、事が済んだら疎遠になりそうな気がしなくもない。親友キャラって感じではないもんな。うちの主人公は結構根に持ってるタイプだよ。多分。
 1月26日。桐条コミュがMAXになった。ありがとうございます。この人が「俗物が!」とキレるのは2度目だった気がする。エクセレントだね。婚約者との絡みを1日にまとめたのは良い判断だ。あれは日を跨いだらダメだ。
 そして1月29日、アイギスコミュがMAXに。間に合った!もうゲームクリアでいいよ。最初の頃は、なんでこんなキャラが人気あるんだろう?とか思ってたアイギスさん。最終的には桐条さんと並んでほぼエースとして活躍してたアイギスさん。意外と中核を担う役割だった気がする。ロボットだからこそ、なあ。
 というわけで、コミュニティ的な攻略はこれでおしまい。途中で終わったコミュニティもあるんだけど、まあ十分頑張ったよ。グルメキングなんて1回も喋んないで終わると思ってたけどMAXにしたし。そういえばイゴールさんちのエリザベスも、なんか最後の方はデレちゃってねえ……。どこまで詰め込めば気が済むんだと思ってしまったよ。エリザベスかわいいけどね。キャラクター人気投票みたいのでいうと、どういう順位になるんだろう。まあ品揃えのいいお店ですね。

日記21 - 私とペルソナ3

 思えばタクティクスオウガ発売のちょうど1週間前にPSP本体を買って、とりあえず一緒に買ってみたのがペルソナ3で、ちょっと触ってみた感想は「うーん……どうなんだこれ?」という具合で、オウガ買ってからは一度も手を付けることもなく数ヶ月間放置していたわけですけど、
 リメイク版タクティクスオウガをやった時に、「これは素晴らしいゲームだわー。10年に1度の傑作だわ。神の与えし遊戯だよこれは。こういう骨のある硬派なゲームをやりたかったんですよ俺は。」とか思ってて、それは暗に(ペルソナ3みたいなのじゃなくて!)という気持ちを含んでいたような気がするんだけど、
 んでまあ、気付けばペルソナ3のプレイ時間も数十時間になり、少なくとも週に一度は欠かさずやってたりして、なんか、その、今まで素直に言えなかったんだけど、ペルソナ3、おもしろいね。
1月に入ったあたりで、唐突にそんなことを思いました。なんか死亡フラグっぽいな。
 そんなわけで最終決戦。なんですけど、とにかく長くてねえ。前哨戦のストレガの事なんか覚えてないよ。決定力不足でえらく時間がかかった。闇夜のドレスってアレぶん殴ったらどうなるんだろうか。試す余裕なかったけど。一番最後のイベント戦闘の演出は王道っちゃ王道なんだけど、今までの数十時間の積み重ねの上でのアレなのでまあ文句ないです。
 というわけで、
 儚く たゆたう 世界をこの手で守ったのでした。おつかれさま。
 エンディングはいきなり卒業式当日でもよかった気がするけどね。膝枕固そうだよねとか言ってはいけない。あとはなんだ、メカ部ってヒゲ部みたいだねと思った。部員を5人集めなさいとかまさにヒゲ部。3年生になる直前にメカ部始めるのってすごいよな。奇行と思われてもしょうがないよな。どうかしてるぜあの子。
 あとはエンディング曲が良かった。というか全体的に音楽が良かった。ゲーム内のそこかしこで散々聴かされてきたメロディーの断片があの曲に繋がった時の感動は、長時間このゲームに接してきたからこその醍醐味だと思う。そこにあの歌詞がのっかってなあ。良い曲だよなー。……クリア前に大晦日のバッドエンドを見てエンディング曲を聴いてしまわなければ、もっと感動しただろうな。うっかり最後まで聴いちゃって「あ、これちゃんとクリアして最後に聴けばもっと感動するタイプのやつだ……!」って思ったもんなー。唯一後悔した事だ。まあ良い曲だよ。
 しかしまあこのゲーム、序盤があまり面白くなくて、愚痴でも書こうかと思って始めたこの日記ですけど、こんなに長くなるとは思わなかった。開始直後って「今日は疲れたから寝よう」ばっかり言ってて全然面白くなかったんだよな。タルタロスの構造とか月一回のボス戦とかも、こういうもんだと割り切るまでは結構辛かったし。あとベイベベイベータラッタッタータラタッターな音楽に面食らったりねえ。
 その辺の諸々の不満点というか個人的に合わないなーと思った部分は、『基本的に悪気はないんだろうな』と思うことで慣れましたけど。って一体何様のつもりで言ってるのか。まあ基本的に快適な作りになってるのは完全版(FES)を経てのポータブルへの移植だからってのもあるんだろうけど。
 とまあ、ここまで100%自己満足で書いてきましたけど、本当に文字通り自分で満足です。こんなに長くダラダラ書いたのは初めてだけど楽しかった。ゲームをさらに楽しむ方法は日記をつけることなんじゃないかと思った。そのかわり時間かかるけどね。あと気持ちを持っていかれるな。深層モナド(エクストラダンジョン的なやつ)とかビジョンクエストも残ってるし、なによりもFES(後日談)の内容も気になるし、あと女主人公編も気になったりと、やり残した事はいろいろあるんだけど、とりあえず今はなんだか喪失感がすごい。こんなのは久しぶりだ。自分で思ってた以上に好きだったのかもしれない。iTunesでエンディング曲買って聴いてるし。良い曲よねー。うーん。よし、寝よう。おやすみなさい。