北方水滸伝touch

 日本の電子書籍ってなんか始まる前から終わってる的な話をよく聞くのでまともに調べた事なかったんだけど、値段とストアの乱立ぶりに目を瞑ればそれなりに作品の数は揃っているのですね。というか北方水滸伝が売ってるのを三日前に知って、二日ほど迷ったあげくついに一巻を買ってしまったらあまりにもおもしろすぎて、夕方に買ってその日の内にほとんど読んでしまった。値段は高いっちゃ高いんだけど(文庫本600円に対して電子書籍版450円)、iPhone/iPadどちらでも読めるし、iOS4非対応でもはや死に体となっていた初代iPod touchでも読めることがわかったので、「これから貴様は北方水滸伝専用機として生きてゆくのだ」と告げると、生きる指針を見失っていた機械の液晶画面に、LEDバックライトとは異なるなにか別の輝きが点るのを俺は確かに見たのであった。おしまい。手癖で思いつくさま文章打つのやめたい。