やわらかく、冷たい

十一巻。李応(李家荘元頭首)と杜興(元執事)のくだり、関係性がたまんねえな。「お前を副官に選ばなかったと思う」のあたり、重いわー。たまんねーわー。
口汚く兵を罵って、死人が出る程の調練を繰り返しても、なんだかんだ言って兵には好かれてしまう杜興。
攻勢か待機か、それに対する呉用先生の第三の案が怖い。後を引きそうで怖い。一人で抱え込んで考えすぎじゃないか呉用先生。大丈夫か。
そんでまあ何と言っても、長い長い死亡フラグの末に、絶対に死んではならぬ人が死んでしまったのだけど、どうなってしまうのやら。宋江殿、あの手紙の言葉が最期ってのは辛いだろうねえ。