嫌われ呉用先生

十三巻。呉用先生の全部自分でやりたがる性格は、個人的に非常によくわかるので、ここぞとばかりに軍人たちに責められる先生がちょっとかわいそうだった。言っても元は村の塾講師ですからね。むしろ今までがスーパー塾講師すぎたんだけど。久しぶりに阮小五の名前が挙がって嬉しかったけど、はやく呉用先生に助手か友達を!と思った。
韓滔も朱仝も孔明も見事な最期だった。朱仝がすごかった。すごすぎた。文官の呉用先生には想像できない世界だろうよ。そら林冲と話も噛み合わんわ。
官軍時代からの仲間を失って泣く呼延灼恰好よろしい。
気付いたんだけど、どうも俺は年上の副官というか、お爺ちゃん副官が好きみたい。
あとは鮑旭が徐々に頭角をあらわし始めた感じだった。初登場の頃からすると、こんなキャラになると思わなかった。王進先生を経た人間はなんか格が違う。鮑旭や楊令が丁寧な喋り方になってるのは王母様の躾なのでしょうかねえ。
しかし武松&李逵コンビはほんとどこいっても無敵だな。安定感が違う。李逵に慕われる人は幸せだねえと思いました。

ロボテクス

ロボティクスノーツの体験版をやったけど、主人公に共感できないっぷりがひどい。ここ何年かやったゲームの中でトップクラス。シュタインズゲートの岡部倫太郎は平気だったのになんでだろう。あと『~だよね』『~なんだけどね』っていう地の文がキツい。ヒロイン的な人の一人称『うち』がちょっと嫌だけどこれはまだ許せる。けっこう長いんだからセーブくらいさせてほしい。何時だと思ってるんだ。もう午前二時だよ。眠いよ。いや、眠くなくなっちゃったから困るんだよ。

ポテトチップス やみしお味

十二巻。盧俊義殿、完全に死亡フラグだこれ…と思ってたけどなんとか踏みとどまる。燕青がんばった。呼延灼が意表を突かれて、突いた関勝は饅頭を食う。李逵に子供呼ばわりされる関勝。晁蓋殿が死んでシリアスになるかと思いきや、雑談が面白い巻であった。初期の頃からずっと思ってるけど、魚肉入り饅頭食いたい。あと羊の肉。

ポメラニアン無双がやりたかった

PS3TOKYO JUNGLE、失礼ながらあまり面白くないだろうなーと思いながら買ったんだけど、なんかあまりにも思ってたのと違ってて面食らってる。ドラゴンボール神龍の謎みたい。数字がずっと減り続けて0になると死ぬゲーム。ああ、くにおくんの時代劇にシレンの満腹度を追加した感じ。神龍の謎どっかいっちゃった。

やわらかく、冷たい

十一巻。李応(李家荘元頭首)と杜興(元執事)のくだり、関係性がたまんねえな。「お前を副官に選ばなかったと思う」のあたり、重いわー。たまんねーわー。
口汚く兵を罵って、死人が出る程の調練を繰り返しても、なんだかんだ言って兵には好かれてしまう杜興。
攻勢か待機か、それに対する呉用先生の第三の案が怖い。後を引きそうで怖い。一人で抱え込んで考えすぎじゃないか呉用先生。大丈夫か。
そんでまあ何と言っても、長い長い死亡フラグの末に、絶対に死んではならぬ人が死んでしまったのだけど、どうなってしまうのやら。宋江殿、あの手紙の言葉が最期ってのは辛いだろうねえ。

水滸伝→フルット→水滸伝

呼延灼さんが大活躍の十巻も大変面白かった。「一度だけなら必ず勝てます」と言って、実際勝っちゃうという一番かっこいいやつだ。しかし各巻ちょうどいい所で終わるよ水滸伝。合間に木曜日のフルットを読み返してたんだけど、最初期は頭身がちょっとデカイ。2ページマンガなので、なんというか熱のなさが心地よい。フルットのデコメールアプリあったら欲しい。

マスターP

エレファントカシマシさんたちのMASTERPIECE買った。CD買ったの久しぶりだ。前作の「悪魔のささやき」が全然飽きなくて、あと2年くらい平気で聴き続けられるのだけど、出たからには買う。いま下準備として前作聴いてるんだけどやっぱいいなー。「彼女は買い物の帰り道」が好きだね。どの曲も良いんだけど。やー素晴らしいわー。ううむ。新作聴くのは明日以降。おれはもったいぶる。
1曲目のイントロ3秒くらい聴いたんだけど、なんだろうかこれは。CD間違えたのかと思った。ワクワクするけどガマン。